老けて見えてしまう顔の「しわ・たるみ」の原因とは？

2024年1月20日2024年5月10日

いつの間にか笑ったり怒ったりしたときに出てくるしわが消えなくなってるということはありませんか？

お肌に関するトラブルやお悩みは、いくつになっても絶えません。年齢を重ねるごとに少しずつ増えて、深くなっていくしわは肌が衰えているサインです。

そのしわができる4つの原因から「表情じわ」「たるみじわ」「ちりめんじわ」を、原因からアプローチすることで効果的にしわを薄くすることができます。

しわ治療についての詳しい説明だけでなく、治療を受けているときに日常生活で注意する点や、しわを悪化させない予防方法なども合わせて、是非読んで頂きたい内容となっております。

このようなお悩みはありませんか？

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顔の歪みや左右差がある気がする
くすみや目の下のクマが取れない
肌の調子が悪い、乾燥肌がひどい
顔や頭をもっと小さくしたい
ほうれい線や口元が気になる

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顔のしわ・たるみの原因とは？

しわ、たるみの原因は3つと言われています。

1、紫外線

紫外線は、肌の奥深く（真皮層）まで到達し、肌の弾力の素になるコラーゲン、エラスチン、線維芽細胞などを傷つけ破壊してしまいます。紫外線によってお肌の生産機能が落ちることで、しわやたるみができるようになります。なので紫外線はお肌を老化させる最大の天敵です。

2、加齢・ホルモン分泌の低下

年齢を重ねると、皮膚が薄くなったり肌のハリを保つコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が減少します。同時に新しい細胞を作り出す力も弱くなり、新陳代謝が低下することで皮膚の弾力が失われていきます。加齢と共に女性ホルモンの分泌が少しずつ減少していくため、筋肉が衰えてたるんだ皮膚が重なると真皮層までの深いしわとなります。

3、乾燥

乾燥により、肌表面の水分が失われることでしわの原因になります。皮膚の乾燥が進んでいて表面がはがれた皮膚は、皮膚の内側の水分をも奪ってしまいしわが悪化します。元々表情をつくる目元、口元は皮膚が薄く、皮脂の分泌が少ない傾向にあるため、しわが目立ちやすいです。しわの初期段階で「ちりめんじわ」と呼びます。

また肌の弾力性を担っている真皮層は、肌の弾力成分であるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを作り出してくれる「線維芽細胞」で構成されておりますが、上記の紫外線・加齢・乾燥が原因で線維芽細胞が衰え、コラーゲンなどの弾力成分が生成されにくくなり、皮膚の構造が崩れるため、結果的にしわ、たるみに繋がってしまいます。

その他にも、姿勢が悪く猫背な方は、身体が頭を支えきれず、筋膜が下方に引っ張られどんどんたるんでいきます。

しわ・たるみの種類とできやすい部位

しわたるみの出来やすい部位は主に3つあります。しわたるみが気になる場所によって、原因も異なってきます。

お悩みの症状がどのような特徴があるかを、次の項目で確認してみましょう。

小じわ（ちりめんじわ）

小じわとは肌表面の乾燥によって表皮に現れます。「ちりめんじわ」とも言い、比較的初期の状態です。肌が乾燥して表面にたくさんの細かいしわができ、それが「ちりめん」に似ていることから呼ばれるようになりました。化粧品などで肌を保湿することにより目立たなくなる可能性がありますが、乾燥による肌ダメージや肌質を改善して、しわのできにくい肌づくりが大切です。

大じわ（たるみじわ）

加齢のよる皮膚のたるみや紫外線のダメージによって、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維が皮膚の重力を支えきれなくなることで、しわが寄って深い溝(大ジワ)ができた状態です。表情じわと同じく表面的なスキンケアでは改善が難しく、エイジングケアがカギになります。

表情じわ

30種類以上あるとされる表情筋は筋肉の収縮（緊張）によって、表情を作る際に繰り返し同じところの皮膚が折りたたまれることになります。その溝が眉間、目尻、口の横、額などにしわが形成されます。若いうちは肌の弾力や新しい細胞も多くあるため回復しますが、年々繰り返されるダメージにコラーゲンやエラスチンが変性して跡が残るようになります。また、加齢によって肌細胞をつくるスピードも落ちてしわがつきやすくなりるため、肌細胞を活性化する必要があります。

代表的な表情じわ
・おでこのしわ（額）
・眉間のしわ
・目尻のしわ
・顎下のしわ